イベント情報
IPCCシンポジウム「IPCC第6次評価報告書 統合報告書から気候変動の最新知見を学ぶ」(2023年5月22日開催)
経済産業省、文部科学省、気象庁、環境省およびRITEは、2023年5月22日(月)にIPCCシンポジウムを開催します。
気候変動に関する最新の科学的知見を提供する役割を担う「気候変動に関する政府間パネル(IPCC)」は、2021年8月に公表した第6次評価報告書の第1作業部会報告書(WGI:気候変動の自然科学的根拠)、2022年2月に公表した第2作業部会報告書(WGII:気候変動の影響・適応・脆弱性)、同年4月に公表した第3作業部会報告書(WGIII:気候変動の緩和)に続いて、これらの評価報告書と3つの特別報告書を包括的にとりまとめた統合報告書を2023年3月20日に公表しました。今回は、この第6次評価報告書 統合報告書において評価された気候変動に関する最新知見を学ぶことを目的として、IPCCシンポジウムを開催します。
本シンポジウムでは、本報告書の作成において中心的役割を担われたPanmao Zhai WGI共同議長、Hans-Otto Pörtner WGII共同議長(オンライン参加)、およびJim Skea WGIII共同議長を海外からお招きして、本報告書に込められた主要なメッセージについて基調講演をいただきます。また、政府側から政策動向について紹介した後、東京大学の有馬 純特任教授をモデレーターとして、3名の基調講演者に加え、本報告書の執筆に関わられた各WGの日本の研究者の方々をパネリストにむかえたパネルディスカッションを行います。
IPCCの評価報告書や気候変動の科学にご関心をお持ちの多くの皆様のご参加をお待ちしております。
開催概要
- 日 時
- 2023年5月22日(月)10:00~15:30(受付開始 9:30)
- 会 場
- 虎ノ門ヒルズフォーラム ホールB(東京)および、オンライン
- 主 催
- 経済産業省、文部科学省、気象庁、環境省
- 共 催
- 公益財団法人地球環境産業技術研究機構(RITE)
- 参加費
- 無料
- 申込締切
- 定員になりましたので申し込みは締め切りました。
- 言 語
- 日本語、英語(同時通訳あり)
プログラム
講演タイトルをクリックすると、講演資料(PDF)をご覧いただけます。
要旨集(登壇者のCV、講演要旨など)はこちらからご覧いただけます。
なお、資料の無断転載は固くお断りいたします。
10:00 | 主催者挨拶 木原 晋一(経済産業省 大臣官房審議官(環境問題担当)) |
10:05 | 基調講演「各WGからIPCC第6次評価報告書 統合報告書の解説」 「New Understandings in the Physical Climate Change Sciences」 Panmao Zhai(IPCC 第一作業部会 共同議⻑) 「Climate risks and how to deal with them」 Hans-Otto Pörtner (IPCC 第二作業部会 共同議⻑) <ビデオ> 「Key findings on mitigation from the IPCC AR6 Synthesis Report」 Jim Skea(IPCC 第三作業部会 共同議⻑) |
12:00 | 休憩 |
13:00 | 政府側から政策動向の紹介 「IPCCの科学的知見をふまえた第1回グローバル・ストックテイクの展望」 青竹 寛子(環境省 地球環境局 気候変動国際交渉室長) |
13:15 | パネルディスカッション 「AR6 統合報告書へのコメントとIPCCの役割(或いはIPCCへの期待)」 モデレーター: 有馬 純(東京大学 公共政策大学院 特任教授) 「当面の課題とAR7への期待」 パネリスト:
|
15:25 | 閉会挨拶 本庄 孝志(公益財団法人 地球環境産業技術研究機構 専務理事) |
開催案内のリーフレットはこちらからご覧いただけます。
お問合わせ
(公財)地球環境産業技術研究機構(RITE) 企画調査グループ 出口、小林
〒619-0292 京都府木津川市木津川台9-2
TEL: 0774-75-2302
E-mail:symposium@rite.or.jp
備考
当日はクールビズにて実施させていただきますので、軽装でお越しくださいますようお願いいたします。