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2017年8月23日

後藤和也主任研究員らが日本エネルギー学会論文賞を受賞しました

この度、化学研究グループの後藤和也主任研究員らが一般社団法人日本エネルギー学会論文賞を受賞しました。

本賞は、「日本エネルギー学会誌」に前年1年間に発表された論文のうち、優れた論文の著者に授与されるものです。

2017年8月1日、ウインクあいちにて開催された第26回日本エネルギー学会大会において表彰式が執り行われ、後藤主任研究員に賞記が授与されるとともに受賞者講演も行いました。

 

後藤主任研究員

 

 

受賞者 後藤 和也、Firoz A. Chowdhury、山田 秀尚、東井 隆行(化学研究グループ)
賞の名称 一般社団法人日本エネルギー学会 論文賞
論文題目 Potential of Amine-based Solvents for Energy-saving CO2 Capture from a Coal-fired Power Plant
研究成果の概要

温暖化対策技術として期待される二酸化炭素回収貯留(CCS)の実用化に向け、大規模CO2発生源である石炭火力発電所を対象に燃焼排ガスからのCO2分離回収が注目されています。また、CO2の分離回収には設備の大型化が容易な化学吸収法、特にアミン系吸収液を用いるCO2分離回収技術の研究開発が進んでいます。

本論文は、アミン系吸収液とCO2の反応機構に基づくCO2溶解モデルを用いてCO2を分離回収する際の所要エネルギーを推算し、その低減に必要な吸収液特性を検討しました。また、化学吸収法を石炭火力発電所に設置した場合の発電効率の低下を解析し、吸収液の高性能化による発電効率の低下抑制の可能性を評価しました。

その結果、所要エネルギーの低減には吸収液のCO2回収容量増加や吸収熱低減が望ましいこと、およびCO2濃度12%の燃焼排ガスに対して所要エネルギー2GJ/t-CO2の可能性が示されました。また、発電効率に対するCO2分離回収の影響については、吸収液の所要エネルギーを0.6GJ/t-CO2下げることにより、発電効率が1%pt.改善されることを確認しました。これら結果は吸収液の更なる高性能化の可能性を示しています。

今回の解析手法はCO2分離回収技術の実施に向けた検討に有益であり、様々なCO2排出源への展開が期待できます。

 

 

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