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RITEが対象にしている海洋隔離技術は、「CO2溶解希釈型隔離技術」です。
これは、CO2の発生源から分離・回収後、液化貯蔵されたCO2を、図4のような船舶で沿岸から数100km沖合の海域に輸送し、海洋の中深層(1000〜2500m)へ液滴状のCO2を放出し、海水中に溶解希釈する技術です。このように船舶を利用した技術をMoving
Ship方式と呼んでいます。
溶解したCO2はHCO3-イオン、すなわち、重曹で知られている重炭酸イオンになり、海水中のHCO3-濃度を若干増やすことになります。
船舶を利用するMoving Ship方式の特色は、航走しながら広範囲にCO2を放出することにより、海水中のCO2濃度増加を制御できること、すなわちCO2濃度の上昇を低く押さえることを可能にする技術なのです。Moving
Ship方式は、「海洋環境への影響の低減」を第一に考えた技術です。 |
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