二酸化炭素の海洋隔離に伴う環境影響予測技術開発 Study of Environmental Assessment for CO2 Ocean Sequestration for Mitigation of Climate Change
 海洋隔離技術の解説 >> CO2海洋隔離技術とは
  地球規模の炭素収支から見た海洋隔離の可能性

図2.地球規模の炭素収支から見た海洋隔離の可能性
最初に、地球規模の炭素収支の側面から見たCO2海洋隔離技術の可能性について説明します。

化石燃料は、現在、炭素換算で、年間6.3Gトン-C (Gトンは10億トン)が大気中へ放出され、その内、0.7Gトン-C 陸域へ、2.3Gトンが海洋へ吸収されてい.3Gトン-Cが大気中へ残り、地球温暖化ガスとして増加していると考えられています。この3.3Gトン-C の一部を海洋へ人工的に溶解希釈できないかというのが、本プロジェクトの考えです。

海洋の中深層には39,000Gトン-C の炭素が溶解しているので、年間数Gトン-C の増加は環境への影響を軽微にしてくれる可能性があります。海洋の炭素量は、地上の植物と比較して大変大きな炭素量ですので、海洋を利用する隔離技術の開発は、海洋国の我が国にとっては、是非、確保しておきたい技術です。
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