ゼオライトとは、SiO2,Al2O3などを骨格にもち規則的な細孔を有する結晶性のアルミノケイ酸塩の総称で、結晶構造は約200種確認されています。アルファベット3文字(大文字)からなる構造コードで分類されます。
従来からLTA型ゼオライト膜はバイオエタノールの脱水などに用いられていますが、RITEでは新規にSi-rich LTA膜の開発に成功しました。このRITEが開発した新規膜は、他の脱水膜と比較して高い透過分離性能を示します。
また、骨格がSiのみで構成されているCHA型のゼオライト膜(ピュアシリカ型CHA膜)の開発にも成功しました。この膜は、カウンターカチオンを必要としないため、高い透過性と耐水蒸気性が期待できます。
そのため様々な分野において高いポテンシャルを有しています。